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相続税・贈与税

相続対策

【必見】一目でわかる贈与税額!!

今回のコラムは、一目でわかる贈与税の早見表を紹介します!

 

話の前提

千葉太郎さんの家族構成は、奥様と長男(35歳)、長女(30歳)です。

また、長男には6歳になる子供(千葉太郎さんの孫)がいます。

千葉太郎さんには財産が3億円あります。

 

税理士との会話

千葉太郎さん:先生、贈与税がいくらかかるか一目でわかる方法ってないですか?

贈与税の速算表は電卓がないと計算ができないし、見てると頭がクラクラするんですよね。

 

税理士:ありますよ!これなら一瞬でわかります!

この表を見てください。

千葉さんが長男、長女にそれぞれ1,000万円ずつ贈与するのであれば、長男と長女はそれぞれ177万円の贈与税を支払うことになります。

父親が20歳以上の子どもに贈与する場合は、特例贈与に該当しますので、①の列の金額が贈与税額になります。

※「特例贈与」と「一般贈与」の違いについてはこちら
  → 贈与税ってどうやって計算するの?

 

相続税額の早見表

 

 

千葉太郎さん:これなら私でも一目でわかります!便利ですね!

税理士:この早見表の「①特例贈与」と「②一般贈与」の税額は、各々その年に受けた贈与が「①特例贈与」だけであった場合と、「②一般贈与」だけであった場合の税額になります。

同じ年に「特例贈与」と「一般贈与」を受けた場合の税額は上記表とは異なりますので注意してくださいね。

千葉太郎:では、うちの孫(6歳)に1,000 万円贈与するなら、②の一般贈与に該当するから、贈与税は231万円ってことですね。

税理士:はい。そうなります。

この表を活用して、お子さんやお孫さんへの贈与額を検討してみてくださいね。